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Channel: 16歳の元ポン中風俗嬢
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呼吸困難

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まさとの関係がまだあった頃の話。

いつもの様に若い衆が迎えに来て、一旦O市のM興業に行き、まさに顔を見せてからラブホテルまで送って貰った。

ホテルの部屋でしばし待って、ようやくまさと合流出来た。

まさと一緒に覚醒剤を射って、私が上になって動いている時に事件は起きた。

まさが興奮し過ぎて呼吸困難になったのだ。

ヒーヒー言うまさの胸を両手で叩いたが、その両手を捕まれて私はまさの上に乗ったまま身動きが取れなくなった。

白眼を剥いて痙攣しているまさを見て、計り知れない不安と恐怖に教われた。

人間、怖い思いをするととんでもない方向に思考するもので、私は一瞬、もしまさがこのまま死んだらホテルの部屋にまさを置いて逃げ出そうと言う考えが頭をよぎった。

事故死とは言え、死亡事件に巻き込まれるのが怖かったのもあったし、何より覚醒剤を射っている事が警察にバレる事が恐ろしかった。

私「どうしよう…!まさ、ねぇまさ!しっかりして!」

私は必死でまさの名前を叫び続けた。

すると、しばらく経つ内に段々とまさの呼吸が正常に戻り始めた。

白眼を剥いていた目もしっかりと私を捉えていて、これでもう大丈夫だと確信した私は

私「もう、怖かったよぉ~!」

とまさの胸板に泣きついた。

まさも掴んでいた私の両手を離して、深呼吸をしていた。

私はこれ以上怖い思いをするのは御免だったが、まさは呼吸が完全に落ち着くと、懲りずに覚醒剤を更に追い射ちをして再び私を求めて来た。

私は渋々相手をした。

あの時はまさも生死の瀬戸際だったが、一緒に居てその場に一人残された私も生きた心地がしなかった。


過剰摂取

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まだまさとの関係があった頃の話。

いつもの様に若い衆が迎えに来て、私がO市に居るまさに逢いに行った。

まさにひと目逢って、覚醒剤と注射器を受け取ってから、一足先にラブホテルに行ってまさを待った。

部屋に着いてまず受け取った覚醒剤から一発分を取り出し、準備して射った。

それから一時間も経たない内にまさが用事を済ませて部屋にやって来た。

二人でシャワーを浴びて、まさが覚醒剤の準備を始めた。

まさ「お前射たんのんか?」

私はさっき射ったばかりだったが、少し考えたものの結局大丈夫だろうと思い

私「さっき射ったばかりだけど、大丈夫だよね」

と、射つ事にした。

覚醒剤を注射器に詰めて、目盛りを見ると12目盛りも入ってしまっていた。

「たまにはガツンと来るのも良いな」と思い、そのまま水を吸い上げた。

空気を抜いてキャップを外し、針先を血管に当てて突き刺した。

水溶液を注入している途中で、突然視界が眩しくなって目が霞んだ。

身動きが出来なくなり、心臓はバクバクして呼吸困難に陥ってしまった。

私は注射器が刺さったまま椅子から転げ落ちた。

まさが私を抱き上げ、ビンタをしながら何か大声で叫んでいたが、耳がエコーの掛かった様になって何を言っているのかハッキリとは分からなかった。

時間にしたら1時間程だろうか。

ようやく呼吸が落ち着いて、強ばった身体が言うことを聞く様になってくれた。

その間まさはずっと私の側で様子を看てくれていた。

起き上がれる様になってから、まさに「ごめんね」と「ありがとう」を言った。

その日はもう射たずに過ごしたが、数日後、懲りない私は慣れた手つきで覚醒剤を射つ準備をする始末だった。

怖い目に遭っても、覚醒剤を止める事は出来なかった。

ポン中の客

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デリヘルJで働いていた時の話。

その日もかなりの忙しさで、次から次へとお客の元を移動していた。

深夜1時頃、また一件お客が入り、ホテルへ向かった。

ホテルの一室の前に着き、疲れを見せない様に笑顔でチャイムを押した。

すると、一見して肝臓が悪いと分かる程顔色の悪い、ゲッソリと痩せた中年の男がドアを開けた。

私「お待たせしてすみません、私がお相手しても宜しいですか?」

私の言葉に男はチェンジする事無く私を招き入れた。

ドアを入ってすぐの洗面台をチラリと見ると、カンペンケースと注射器、ビニールのパケが置いてあった。

「あ~ぁ、ポン中か。これは苦労するぞ」と思いながらも奥の部屋へ進んだ。

男にコースと料金の説明をすると、男は一番長い90分のコースを選んだ。

ドライバーにコースの報告の電話を入れていると、興奮した男がまだ電話の最中だと言うのに私の服を乱暴に脱がし始めた。

服が破れると困るので慌てて電話を切って、急いで服を脱いだ。

すると男は私をシャワーも浴びさせずにベッドに乱暴に寝かせると、紙袋からローションと数本のバイブを取り出した。

私の股間にローションを塗りたくると、これまた乱暴にバイブを挿入して遊び始めた。

あまりにズボズボ出し入れするので、股間が痛かった。

男は一切私にサービスをさせず、爛々とした目付きで延々とバイブを出し入れし続けた。

90分間ずっとバイブの出し入れに熱中され、制限時間を知らせるドライバーからの電話でやっと解放された。

シャワーを浴びると股間にお湯がしみて痛かった。

どうにか服を着ると、がに股で股間を労りながらドライバーの車まで歩いた。

ポン中のお客は他にも沢山居た。

私が居るのに目の前で射つお客も居たし、私に勧めて来るお客も居た。

私は芋ズル式でパクられるのだけは御免だったので、勧められても決して断っていた。

ジャンキーの客

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デリヘルJで働いていた頃の話。

その日も目まぐるしい程忙しく、上がり時間の午前2時を過ぎても帰れずにいた。

ヘトヘトに疲れている私に、店長のななちゃんが

ななちゃん「これでラストだから、お願い!」

と仕事を持って来た。

これで終わりなら…と引き受けて、その日最後のお客が居るホテルに向かった。

ホテルの一室の前に着き、チャイムを鳴らすと、70年代のヒッピー風の服装をしたTHE YELLOW MONKEYのボーカルの吉井和哉にソックリな男がドアを開けた。

ドアを開けた瞬間、大音量のクラシックが部屋から漏れて来た。

私「お待たせして済みません、私がお相手して宜しいですか?」

男「スゲー待ったんだけど。まぁいいわ、入って」

爆音でクラシックが流れる部屋の中に入ると、洗面台のシンクに泡水が満タンに入っている。

テーブルを見ると、未開封の缶ビールが5本、縦に積み上げられていた。

そのビールのタワーの横に、まだ規制薬物に指定される前のAMTの空き袋が無造作に落ちている。

「ジャンキーのお客かぁ~…しゃーないか…」と思いながら料金プランを説明しようとしたが、何しろ爆音でクラシックが流れていて声が聞こえない。

堪らず有線の音量を下げにベッドに行くと、ボリュームが最大まで上げられていた。

有線を切り、改めてプランを説明すると、男は最長の90分を選んだ。

ドライバーに連絡を入れてシャワーを浴び、プレイに入ったが、苦労させられた。

やっといい感じに勃ったと思ったら、いきなり起き上がって痛い位乱暴に胸を鷲掴みにされ、そろそろ果てるなとラストスパートを掛けようとすると茶々を入れる。

お陰で制限時間の本当にギリギリまでサービスをし続けて、シャワーを浴びれないまま服を着なければならなかった。

疲れは最高潮に達し、クタクタで部屋から出た。

お陰で帰りの車の中で死んだ様にうたた寝をしてしまった。

鉄則

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川村から依頼を受け始まった私の女売人生活は、そこそこ順調だった。

私は自分が売る側に立つ上で、絶対に守っている鉄則があった。

それは「覚醒剤を渡す前に必ず現金を先に貰う事」だった。

ポン中は皆、お金に困っている者が多い。

「金欠だけど覚醒剤を射ちたい」と言う気持ちは私だって痛い程解るが、それにいちいち同情しては商売が成り立たない。

それに、ツケで買って、その代金を後でキチンと払ったポン中を見た事が無い。

トンズラこいて、あちこちのネタ屋からツケ買いをして信用を無くし、売って貰えなくなって誰かに代わりに頼むしか無くなってしまうポン中ばかりだった。

ツケ買いを許して飛ばれたら堪ったもんじゃない。

そんな私に、とある男がツケ買いで頼んで来た。

当然私が断ると、いい年をした大人の男が子供の様に駄々をこね出した。

それでも私が頑としてツケでは売らないと突っぱねると、今度は「ネタをくれないなら覚醒剤をいじっている事を警察にチクるぞ」と脅して来た。

私が「言うなら言えば?その代わりネタ元が黙ってないからね」と言うと、今度は泣きながら

男「何でもしますから、お願いですからネタ下さい!もう3日間切れ目なんです!」

と哀願してくる始末だった。

私「誰かを下僕にして悦びを得る趣味は無い」

私はキッパリと断った。

私「誰かお金貸してくれる人が居たら1万円借りれば品物出すよ」

と提案してあげた。

男は「もういいよ!」と啖呵を切って電話を切ったが、3時間後、男はどこからか1万円借りたらしく潮らしく私の家の近くまで来て連絡をよこして来た。

私は現金さえ持って来てくれれば品物は渡すと言った通り、男に1万円分の覚醒剤と注射器のセットを渡した。

「必ず現金と交換」と言う鉄則の他にもう一つ私には鉄則があった。

それは私の「知らない相手には売らない事」で、知り合い繋がりの場合は必ず、「○○からの紹介」と言われなければ品物は出さなかった。

足がつきやすくなる為、あまり手広く商売したくなかったのだ。

だから普段覚醒剤を売る相手は、よく知っている自分のキメ友がメインだった。

たかり屋

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川村から依頼を受け女売人生活を送っていた頃の話。

私はしょっちゅうキメ友のあっちゃんの家に出入りしていた。

その方が品物の覚醒剤の取り引きがしやすかった。

買い手の方も繁華街から近いあっちゃんの家に来る方が近かった。

あっちゃんの家に集まり、皆で他愛の無いお喋りをして過ごし、連れションと同じ感覚で一斉に覚醒剤を射っていた。

そこに都合良く必ず居合わせては、誰かから一発分をたかる男、勇次が居た。

勇次はいつも

勇次「俺ネタに金出した事なんて一度も無い」

と自慢気に言っていた。

いつも誰かにたかってネタにありついているネタ乞食だから、それも当然である。

一丁前にご馳走になった覚醒剤の味に対して、やれアタリが無いだのやれ切れ目が早いだの文句まで言い出す始末だった。

そんな勇次に、私は勿論周りの皆も心良くは思っていなかった。

その日も皆が覚醒剤を射つタイミングに都合良く居合わせて、誰かから一発分たかろうとした。

周りの皆は高いお金を自腹で払って買っている。

気分が悪いので「もう残り少ないから…」などと言って断っていた。

すると勇次は、ネタ屋をやっている私に向かって

勇次「自分ネタ屋やっとるんじゃろ?一発分出してや」

と言って来た。私は頭に来て

私「はぁ?自分いつも誰かにたかってばかりでそれを自慢気に言うけど、それってただのネタ乞食じゃん!あたしはお金持って来ん限り絶対にネタは出さんけん」

とハッキリ文句を言った。更に

私「しかもご馳走になっとる癖にネタの味に文句言うし、そんなんじゃ誰だってあげたくなくなるよ!」

と言った。

その私の言葉に、周りの皆も「そうだそうだ」と同調し、次々に今までの溜まった不満を勇次に向けてぶつけ始めた。

その場に居た皆から一斉に文句を言われた勇次は、居辛くなって逃げる様に部屋から出て行った。

その日以降、勇次があっちゃんの家に来る事は無かった。

皆「清々したわ」と大喜びだった。

注射器の持ち方

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覚醒剤を射つ際に欠かせない小道具が注射器だ。

その注射器の持ち方は、大きく分けて3パターンある。

1つ目は最もポピュラーな握り方で、薬指と親指で注射器の本体を支え、中指と人差し指で芯棒を押し引きする持ち方。

2つ目はいわゆるグー握りで、注射器の本体を手の平全体で握り締め、親指で芯棒を押し引きする持ち方。

3つ目は両手使いで、足の甲などに射つ際、両手で注射器を持つ持ち方。

私は2つ目のグー握りだった。

生まれつき小指の骨が曲がっていて短いからだ。

アルトリコーダーのドの音が出せない。

その為、1つ目の持ち方だと薬指に力が入らず上手く注射器を固定出来ないのだ。

血管に注射をすると言う事は、非常に集中力の要る繊細な仕事だ。

直径数ミリあるか無いかの細い血管に、針先を確実に通さなければいけないし、間違って貫通させてしまうと漏れてとても痛いのだ。

針先がしっかり固定出来ずブレていると、綺麗に注射出来ない。

漏れずに注射が成功すると、それだけで嬉しいものだ。

ポン中達は、こんな所に全神経を全力で注いでいるのだ。

ポン中のドライバー

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デリヘルJで働きながら女売人をしていた頃の話。

Jのドライバーに、植木さんと言う人が居た。

なんとなくだが、私は植木さんがポン中だと見抜いていた。

植木さんと送迎の車で一緒になる事が多く、よくお喋りをした。

ある日、車内で二人きりになった時好きな本の話になった。

植木さん「好きな本は何?」

私「木佐貫亜城さんの実録シャブ屋ですね」

植木さん「シャブ!?実は俺、元ポン中なんだよね…」

私「気付いてましたよ。」

植木さん「嘘!?マジで!?」

私「マジで(笑)今はやってないんですか?」

植木さん「ルートが無くて…」

私「私持ってますよ。売りましょうか?」

植木さん「マジで!?売って!」

そんなやり取りで植木さんに覚醒剤を売る様になった。

植木さんは炙り派だったので、注射器は使わなかった。

送迎の途中で公衆便所に寄っては炙る、そんな毎日だった。

しかし、段々と様子がおかしくなり始めた。

植木さん「カットする」

そう言っては地図も見ずに近道をしようとした。

それがちゃんと近道になっていれば問題は無いのだが、植木さんの場合そうでは無かった。

逆に遠回りになったり、時には一方通行を逆走したり、歩道に乗り上げたりして、危険なものだった。

Jの女の子達も段々と植木さんの異変に気付き始め、口々に

女の子「植木さん、おかしいよね…」

と言い始めた。

その噂に私は危機感を覚え、次第に植木さんには「今品物が無い」と、売らない様にしていった。

Jの年末行事には「手打ち蕎麦を振る舞う」と言い出したが、女の子は皆「気持ち悪い」と言って食べたがらなかった。

私も「今はお腹一杯だがら」と断った。

しばらくして、植木さんはJの皆の前から姿を消した。

私も詮索しなかった。


旅立ち

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今朝、双子の姉がアメリカのカリフォルニアへ旅立った。

8歳下の旦那さんと共に。

朝3時半に起きて、広島空港に見送りに行って来た。

ビザが切れる3ヶ月後に帰って来ると言うので、永遠の別れでは無い。

…とは言え、やはり淋しい。

母の胎内に居る時から常に一緒で、隣同志で育って来た。

それぞれ結婚してからは、離れて暮らしていたが、それでも時折会っていた。

小さい頃からよく喧嘩もしたが、大人になってからは双子パワーで仲良くやって来た。

互いに互いの幸せを祈り、辛い時には励ま合った。

かけがえのない存在である。

姉よ、幸あれ!!また会う日まで!!

芸能界の薬物事情

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ASKAさん

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CHAGE&ASKAのASKAさんが体調不良により、復活ライヴを延期、活動休止した。

私個人としては、ASKAさんのファンであるので、早く健康を取り戻して復活して欲しいと願っている。

何故ASKAさんのファンになったかと言うと、友達のお父さんがASKAさんと古い友人で、そのツテで17歳の頃ASKAさんのソロライヴに招待され観に行ったのがきっかけだった。

関係者席で友達と一緒に、ノリノリでASKAさんの生歌を聴いて、一気に魅力のある歌声の虜になった。

ライヴ終了後、友達のお父さんが経営している焼肉屋で直接ASKAさんと対面し、挨拶をさせて頂いたが、思ったより小柄で、とても礼儀正しい人だった。

ライヴにはそれ以来行けていないが、CHAGE&ASKAさんの曲は沢山持っている。

無事に体調を取り戻して復活出来たら、久し振りにライヴに是非行ってみたいと思う。

あの甘い歌声に、またメロメロに魅了されてみたい。

ASKAさんの健康とCHAGE&ASKAの活動復活が早く実現して欲しい。

遺志

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17歳の頃、年を誤魔化してKと言う箱ヘルで働いていた。

そのKの同僚に、ルミさんと言う先輩が居た。

ルミさんはボーイズバーの常連で、私もよくルミさんの奢りで付き合っていた。

そのボーイズバーでは、翔と言う男の子がいつも私の相手だった。

翔はいつも冗談っぽく私に

翔「付き合ってよ」

と言っていた。

私はいつも決まって即答で

私「やだ」

と返事をしていた。

その内、ルミさん抜きで一人でぷらっと飲みに行く事が増えたが、いつも必ず一度は「付き合って」、「やだ」のやり取りを繰り返していた。

ある日、あまりにもしつこく「付き合って」と言われて、面倒臭くなった私は気紛れで「いいよ」と答えた。翔は大袈裟なガッツポーズで

翔「ホントに!?やったーっ!」

と喜んだ。

そんな翔を見て、半ば呆れながらも笑う私だった。

それからすぐ、私はパッタリと飲みに行くのを止めた。

翔からは携帯に何度も着信があったが、それにも出ないで居た。

ある日、朝っぱらから翔の同僚の敬二から何度も携帯に着信が入った。

私は「最近お店に行って無いから催促の電話だろう」と思って出なかった。

お昼前に起きて、出勤準備をしている間にも着信が入った。

それにも出なかった。

数日後、何度目か分からない位入っていた着信に、ようやく出た。

敬二が開口一番に大声で

敬二「何度も電話したのに、何で出ないんだよ!」

と怒鳴った。私は

私「催促かと思って…ごめん。で、何?」

と尋ねた。

ショックな事を聞いた。

翔がバイクで車と衝突事故を起こし、亡くなったと言う話だった。

病院の集中治療室で、敬二に

翔「彼女(私)に電話して」

と頼んで死んでいったそうだ。

敬二は必死で何度も私に電話をしたが、私が出なかった為、そのまま通夜、葬儀、火葬も済ませたと言う事だった。

てっきり営業ジョークだとばかり思っていた翔の告白が、実は本気だったのだとその時初めて知った。

「あの時電話に出ていたら…」と後悔し、少しだけまつ毛を濡らしたが、後悔先に立たずとは正にこの事だった。

となりのトトロ

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ダイエットの初期目標をクリアした自分へのご褒美に、楽天で映画「となりのトトロ」を購入。

昨日の晩19時過ぎに無事自宅に届いた。

毎年夏の暑い時期に、レンタルして観ていたのだが、コスパを考えて思い切って購入する事に決めたのだ。

夏の暑さが何よりも大っ嫌いな私が、唯一暑さを楽しめる方法が、「となりのトトロ」を観る事なのだ。

アイスコーヒーを入れ、クーラーは使わず扇風機とアイスノンだけと言う状態でスタンバイして観るのが何よりの醍醐味である。

私もいつかはあんな素敵な田舎町の一軒家に住みたい。

山や木が多くて、虫が沢山出るのは怖いが、自然溢れる風景と、時折吹く心地よい風は、ささくれた私の心に良い影響を与えてくれるだろう。

持病の喘息にも良い。

毎年この時期、「となりのトトロ」を観て、劇中に出てくるお父さんみたいに素敵な男性と結婚して、サツキとメイみたいに素直で無邪気な子供が欲しいと思う。

今月の29日が誕生日なのだが、私もアラサーを迎えて、そろそろ良い相手を見つけて再婚をし、子供の一人位は産みたい。

母に孫の顔を見せてあげたい。

そんな簡単に相手が見付かる物では無いが、いつか近い内に実現すれば良いなと思う今日この頃である。

mucun-xueyuさんへ

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mucun-xueyuさんからメッセージを頂いたのですが、間違えてごみ箱に入れてしまい、読む事が出来ませんでした。

本当に申し訳ありません。

mucun-xueyuさん、もしこの記事を読んで下さっていたら、お手数ですがもう一度メッセージを頂けますか?

ご迷惑お掛けして済みませんm(__)m

覗き見

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デリヘルPで働いていた19歳の頃の話。

いつも私を指名してくれるサラリーマンのお客が居た。

いつも同じホテルに部屋を取って、お店に電話してくれていた。

私もそのお客になついていて、プレイが終わるといつもマッサージをしてあげていた。

その日、お店はいつにも増して忙しく、女の子は皆ひっきりなしにお客の元を行き来していた。

私も18時の出勤直後から連続で休憩無しで何件も仕事をこなして、酷く疲れていた。

もうクタクタで、上がり時間の午前2時を過ぎていた事もあってギブアップしようかと考えていた矢先、指名で仕事が入った。

「これでラストにするから」と言う言葉で、何とか力を振り絞りその日ラストのお客の元へ向かった。

乗り込んだ送迎車が着いたのは、見慣れた一件のラブホテルで、その瞬間

私「あ、あのお客さんだ!」

と、少し嬉しくなり、やる気が出て来た。

しかし、身体は限界まで疲れている。

休む暇も無く、覚醒剤も切れ目になりかけていた為、このお客の部屋のトイレで一発射ってしまおうと思いついた。

疲れを見せない様に笑顔でチャイムを鳴らし、お客が出た瞬間「こんばんは!また逢えたね!」と言って抱き着いた。

挨拶を済ませて、とにかくエネルギーを注入せねばと、トイレを借りた。

急いでお道具ポーチを取り出して準備を済ませ、いつもの場所に注射針を刺したが、こんな時に限って血引きが出来ない。

焦って何度も針を刺し直していると、ドライバーからプレイ時間の確認の電話が入った。

慌てて電話に出て、プレイ時間を伝えると、再び血引きに集中した。

少し経った時、ふいにトイレのドアがノックされて、ビックリした。

お客「大丈夫?」

あまりにトイレから出てこない私を心配して確認しに来たのだ。

その時、血引きが成功し、注入しながら「もう少しで出る、ごめんね」と返事をした。

無事に注入し終わって、スッキリしてトイレから出ると、お客の居るソファーに座って「待たせてごめんね」と謝った。

するとお客が

お客「トイレで注射してたでしょ。なかなか出てこないから覗いちゃった」

と言う。他県は知らないが、広島のラブホテルのトイレは、鍵が付いて無い所が多く、正にこのホテルのトイレも鍵が付いて無かったのだ。

私は観念して、正直に

私「私、覚醒剤射ってたの。この事は二人だけの秘密にしてくれるかな…?」

と言った。

お客公認になった。


ASKAさんの報道について

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お気に入りの香水

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普段、香水はつけないが、たまに気分転換に手首につけて香りを楽しんでいる。

デリヘルで働いていた頃は毎日つけていた。

17歳の頃から使い始め、もうボトル5本目になるのがバーバリーのウィークエンド。

甘くて女の子らしい香りがとてもお気に入りなのだ。

この香水をつけていると、友人に会った時に

友人「MIAの匂いがする!」

と言われる位、私にとって定番の香りになっている。

次いで使う頻度が高いのが、トミー・ヒルフィガーのトミーガール。

少しセクシーで官能的な香りが特徴だ。

トミーガールも評判が良い。

今現在、最もお気に入りで、家に居る時もつけて香りを楽しんでいるのがアナスイのオードゥトワレだ。

この香水は、17歳のクリスマスに、当時恋人だった元旦那さんからプレゼントされた大切な物だ。

当時は、大人っぽい香りに「私にはまだ早い」と感じて、ずっとボトルを飾って鑑賞用にしていただけだったが、年齢的にも大人の女性になった今現在、よくつける様になった。

お風呂上がりの様な華やかな香りで、香りが消えるのが早くてなんだか儚い所がとても気に入っている。

香水は、同じ物でもつける人によって香りが変化する。

私だけの香りを、その日の気分で楽しんでいる。

由起子

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川村から依頼を受けて、女売人をしていた頃の話。

詳しい経緯は覚えていないが、私の顧客に由起子と言うモデルの卵が居た。

由起子は「仕事以外ではメイクしない派なの」と言い、いつもスッピンだった。

覚醒剤を常用しているせいで、目の下にしっかりと隈が出来ていて、私はいつも「美人さんなのに勿体無いな」と思っていた。

由起子は病的な程痩せていて、自分で射てない由起子の代わりに腕を預かる度に、ポキリと折れてしまいそうでそっと扱った。

由起子は私に会う度に愚痴を溢した。

なかなか仕事に恵まれ無い事。仕事の為に好きでも無いオヤジと寝なければならない事。彼氏に覚醒剤を射っているのがバレそうな事。飼っているペットのハムスターがそろそろ天寿を全うしそうな事。

私はいつもただ聞くだけだった。そんな私に色んな話をしてくれた。

ある日、由起子が

由起子「ネタが欲しいけどお金が無いの」

と言って来た。私は軽い気持ちで

私「じゃあ私が働いてるデリヘルで働いてみたらどう?」

と誘ってみた。てっきり断るとばかり思っていたら、意外にも

由起子「それってお金になる?どんな事するの?」

と乗り気だった。私が大まかに説明すると、体験入店したいと言う。

私はすぐに店長に電話して、事務所に由起子を連れて行き紹介した。

トントン拍子にその日の内に仕事をする事になり、一緒に仕事をこなした。

ラストをこなして感想を聞くと由起子はあっけらかんと

由起子「やってみれば結構楽しいもんだね、この仕事続けたい!」

と言った。

その日を境に由起子は、正式にPの従業員になった。

私としても、待機部屋で一緒になったついでにコッソリ覚醒剤の取り引きが出来るので、手間が省けて丁度良かった。

私と由起子は、待機部屋で一緒になる度に以前同様、愚痴を言って、それを聞いて、と言う関係が続いた。

由起子は元が美人さんなので、モデルの卵と言う触れ込み効果もあって、Pでも人気の売れっ子になった。

私達は出勤日を合わせて、仕事の合間いつも一緒に居た。

Pの他の女の子達とも上手くいっていて、毎日が充実していた。

証明写真

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お買い上げ

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さっき、注文していたカラーコンタクトが届いた。

愛用していたグリーンが使えなくなって以来ずっとグレーをつけていたが、今回は久し振りにグリーンを選んだ。

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昔はバイオレットもつけていたが、今はなかなか見かけない。

アラサーの身分でカラーコンタクトなど、「年甲斐も無く…」と思われる方も居るかも知れないが、私にとって裸眼だとキツく見えてしまい、印象が悪くなる様な気がしてならないのだ。

勿論、仕事中は裸眼だ。

ヘアサロンに行く時や、お買い物に出掛ける時の為のカラーコンタクトなのだ。

黒い服が多い為、差し色として楽しんでいる。

今回、auショッピングモールのメールマガジンで見付けて、送料無料、auポイント使用可能と言う事で、実質タダで入手出来たので嬉しかった。

元々視力は良い方なので、度は入っていない物を選んだ。

最近、ちょっと色々頑張っている自分へのご褒美にゲットしてみた。

次のヘアサロンにつけて行く予定だ。

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